各疾患の治療方針

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高血圧症

当院では二次性高血圧の診断を含め、高血圧全般の治療ができます。
家庭血圧測定を使って指導しています。診察室血圧はあくまでも参考値として診療しています。当院の降圧薬はARBがファーストチョイスです Ca拮抗(きっこう)薬・利尿薬との合剤もよく使います。

家庭血圧測定法と治療目標

当院がお渡ししている家庭血圧測定法のパンフ

合併症を伴う高血圧の降圧目標(ガイドライン2014)

糖尿病

2型糖尿病の場合でも当院ではインスリンを使用(BOT)しています。
2型糖尿病に対する薬剤では、GLP-1受容体作動薬の投与も開始しています。
糖尿病の合併症の検査のうち、網膜症のチェックは近隣の眼科に依頼しています。
栄養指導について これまでのわが国のカロリー制限食一辺倒の食事指導には以前から批判的です。現在、糖質制限食を条件付きで勧奨しています。
高齢者糖尿病の管理目標は日本糖尿病学会と老年医学会のガイドラインに沿います。

当院の栄養指導

糖尿病の管理目標

高齢者

脂質異常症

日本動脈硬化学会のガイドラインに沿って治療しています。
適応のある患者さんにはDHAなどの薬剤を使っています。

高尿酸血症(痛風)

高尿酸血症の治療の意義として心血管イベントの独立した危険因子の可能性との認識を共有していただきながら診療しています。
必要に応じて尿路保護のために尿のアルカリ化もおこないます。
食事指導ではガイドラインの巻末の『食品中のプリン体含有量』の表をお渡し、参考にしていただきます。

骨粗鬆症

当院では骨密度測定はDIP法による骨塩定量計測システムでおこなっています。

消化器全般

内視鏡検査では他院のような鎮静剤・鎮痛剤は一切使用しません。

胃がんの早期発見によるESD

ESDは神戸大学附属病院消化器内科に依頼しています。

がん診療

循環器

急性心筋梗塞患者は北播磨総合医療センター循環器内科へ紹介します。
冠動脈ステント留置後の管理は当院でおこないます。
心房細動治療は抗凝固療法を優先しています。
発作性では洞調律維持を優先します。
持続性ではレートコントロールを優先します。
カテーテルアブレーションは北播磨総合医療センターに紹介しています。
経口抗凝固薬は、DOACを使っています。

気管支喘息・COPD

当院では以前より吸入療法を中心に診療をしています。
当院では呼吸機能検査ができます。
喘息治療は日本アレルギー学会『喘息予防・管理ガイドライン2018』に準じておこなっています。

アレルギー

アナフィラキシーショックを含むアレルギー疾患に対応できます。
スギ花粉症・ダニアレルギーに対する舌下免疫療法(保険診療)が施行できる医療機関です。

アレルギーの原因の検索と治療

View39検査
39項目のアレルゲン検査セット

舌下免疫療法(SLIT)で治療できます

甲状腺

当院では甲状腺エコー検査と機能検査ができます。
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)と甲状腺機能低下症(橋本病)の治療をしています。

健診

当院で社会保険・建設国保の特定健診を受けられる方や入職時の健診を受けられる方には、必要とされている項目のみならず全体的で広範な血液生化学検査項目の追加をしています。
もちろん追加検査費用はすべて当院の負担です。
これはみなさんに健康になっていただきたいという、方針によるものです


他にも睡眠障害や禁煙指導にも対応しております。

お薬は5剤まで

たしかにたくさんのお薬が必要な方はおられますが・・・
お薬が増えれば増えるだけ、相互作用などの副作用も多くなります。
年齢が上がればあがるだけ、腎機能や肝機能が低下し、お薬を処理しにくくなっていますので、減量時には中止も必要となってきます。